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秋の出来事③

今回が雄蜂の回の最終回となります。

秋はミツバチにとって重要な季節となります。
ミツバチは越冬と言って、熊などのように眠ることなく、冬を越します。

とはいっても、やはり寒いので、ほとんど外で活動はせず、巣の中で
お互いに温めあって冬を越します
その為、ミツバチ達は冬になる前に、沢山の蜜を巣に貯めこむのです

秋口は越冬の為の蜜を貯めなければいけない季節なのですが、
春や初夏と比べると花が少ないのが現状です。
花が少ないと当然、採れる蜜も少なくなります。

すると何が起きるかというと、
1回目に書いた〝雄蜂の追放″です

最初に話したように、雄蜂は巣内での仕事はほぼしません。
更に秋になると、事故が無い限り、新女王もほとんど作られません。
となると秋口に残っている雄蜂は本当にやる事がない!

ただでさえ、越冬に向けて蜜を貯めなければいけないのに、
何もしない、雄蜂をそのまま残しておく程、ミツバチの社会も甘くありません。
毎年、今ぐらいの時期になると、働き蜂が雄蜂の肢に噛みついて、
巣箱から引きずり出されてしまいます......
追い出される雄

雄蜂たちは今まで、働き蜂たちに養ってもらっていた身です。
自分で餌を採る事が出来ません。
なので、雄蜂たちのその後の末路は野垂死しかないのです。

交尾が成功しても、失敗しても結果は変わらないという、
何ともかわいそうな雄蜂ですが、ミツバチ達が生きていく為には
仕方のない事なのでしょう。

少し、長くなってしまいましたが、今まで雄蜂の事をあまり書いた事が無かったので、
思い切って書いてみたら、やたら長くなってしまいました...

実は交尾以外にも、雄蜂が役立つことがあるのですが、
それはまたの機会に!
(白井)
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秋の出来事②

今回は前回のブログの続きです。

前回のブログでは、雄蜂が巣の中で何もしていない事だけ
強調されて終わってしまいました

今回は雄蜂の大事な役割について話します。
雄蜂2016

雄蜂の大事な役割は新しく生まれてきた女王蜂と子孫を残すことです。
生殖は生物が生きていく上で、最も大切な事ともいえます。
でも、雌蜂たちの仕事ぶりと比べれば、こんなものか?
と思ってしまうかもしれません。

しかし、ミツバチの交尾は意外と壮絶です。

雄蜂が生まれるのは春~夏にかけて、
交尾の時期も春~夏がピークとなります。

雄蜂は一つの巣に1000~2000匹(蜂の数の1割程)いると言われていますが、
新しい女王蜂が生まれてくるのは、一つの巣で、1年に1回ないし2回。
数から言えば、雄が交尾に成功する確率はとても低いのです。

交尾自体は、近親交配を避けるため巣内ではなく、空中で行われます。
巣の中から女王蜂を探すだけでも大変なのに、雄蜂たちは、広い空の中から
1匹の女王蜂を探し出さなければなりません
交尾
(女王蜂に集まる雄蜂たち)

そして、広い空の中から、やっとの思いで女王蜂を見つけ、交尾をします。
これで、やっと雄蜂の仕事も終わり、後は余生を大人しく過ごすだけ......と思いきや
実は交尾の時の衝撃で、お腹が破壊され、雄蜂は即死してしまいます。
雄蜂にとって、交尾は命がけの行為なのです。

役割が全うできる雄蜂はほんの一握りしかいません。
そして、折角役割を全う出来ても、その後生きていくことはできないのです。

では、交尾できず、秋になっても残っている雄蜂はどのなるか?

もちろん、追い出されてしまうのですが、
これについてもまたまた次回に書かせて頂きます
(白井)
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皆様のおかげでブログの来場者数10万人を突破いたしました。
ありがとうございます!!
ゆっくりとした更新ですが、今後とも〝原宿ミツバチ″を宜しくお願い致します。

秋の出来事①

夏も終わり、だんだんと秋の気配がしてきました。

秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など
色々ありますが、養蜂場では少しかわいそうな事が起こる時期でもあります。

それは〝雄蜂の完全追放″です
少し大げさに書きましたが、実際に冬になると、巣内では雄蜂をほとんど見かけません。

男からしてみれば「なぜ追放!?」と思うところですが、
これにはちゃんと理由があります。

その理由は簡単。働かないから

雄蜂②
↑巣門前でのんきに顔を洗っている場合じゃありません。

このままだと、雄蜂がかわいそうなので、少し説明したいと思います。

前にも話したかもしれませんが、ミツバチの社会は女性中心の社会です。
私たちが花の上で普段見かけるミツバチは、全て雌蜂。
更には、巣内の掃除や、拡張、育児、巣の防衛まですべて、雌蜂がこなします。

では、雄蜂は何をしているかと言うと…
巣の中で、働き蜂から餌をもらって、外で飛ぶ練習をしているだけ

巣内の仕事は何もしません。
ましてや男らしく外敵から巣を守る事もしません。
なんせ、ミツバチ最大の武器である「針」を雄蜂は持っていないのです。

ここまで聞くと、巣の中では本当に役立たずにしか聞こえません。
本当にいる意味があるのだろうか…?と思うほどです。

しかし実際には少し同情したくなるような結末が待っています。
少し長くなってしまうので、続きは次回のブログで書きたいと思います。
(白井)
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ミツバチの大工さん

またまたミツバチの変な行動を見かけました。
今回は、動画でお伝えしたいと思います!


10匹くらいの蜂が、巣門の周りで下を向いて、体を前後に動かしていました。
小刻みに何度も繰り返していて、ステップを踏んでいるようにも見えます(笑)

何をしているのか?と思い、調べてみたところ
この動きには 「カンナがけ行動」 という名前が付いていました。

なるほど、出入りしやすくするために、巣門の周りを削って滑らかにしているのか~
と思いきや、なんと実際にはカンナがけしているわけではなく
ただ前後に体を動かしているだけ。なのだそうです!

それなら、巣に近付く外敵に対して、警戒のような意味があるのかな~
と思いきや、そういうわけでもなく
本当にただ前後に体を動かしているだけ。なのだそうです!
なんて無駄な動き!!!

この行動は、1925年に初めてドイツ語で 「カンナがけ」 と表現されたそうです。
しかし、その意味や効果については今でもあまり分かっていないようで、
「実質的な役割はなく、仕事にあぶれた時のひまつぶし」
という考えが有力なようです(笑)
働き者のミツバチだからこそ、仕事にあぶれてしまうのでしょうか(^^;)

見れば見るほど、色々な面白い行動を見せてくれるミツバチたち。
1日中でも見ていられそうです!(笑)

(河辺)
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お食事会?

夏休みシーズン真っ只中、ただただ暑い日が続きますね~(;´・ω・)
夏は、ミツバチにとっても厳しい季節です。
気温が高いことだけでなく、蜜源となる花が少ないということも、大きな理由です。

春から夏の時期は、常にたくさんの花が咲いていると思っていましたが
ミツバチが集めてくる花蜜の量を見ていると、夏に花が少ないことがはっきりと分かります!

今回も、ミツバチの面白い行動が見られたのでご紹介いたします!
巣箱に垂れたはちみつの滴を、ミツバチたちがきれいに並んで飲んでいました。

並んで吸蜜1

どうして、みんな右側の滴に集まっているのでしょうか?
狭そうに見えますが、なぜか左側の滴にはだれも手を出しません。
不思議です(?_?)

あ、もう1匹飛んで来ました。
並んで吸蜜2

しばらく見ていると、、、

並んで吸蜜3

右側の滴をほとんど飲み干した頃、今度はみんなで左側の滴を飲み始めました!
仲良しなだけなのでしょうか(笑)
円卓を囲んで、食事会でもしているように見えます。

最終的に、こんなにきれいに飲み干してしまいました!!!

並んで吸蜜4

お腹が空いていたんですね…
貴重な食料を集めるのに必死な、夏のミツバチたちでした!

(河辺)
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プロフィール

原宿ミツバチ

Author:原宿ミツバチ
フランス菓子のコロンバンが、原宿本店サロン屋上渋谷コロンバンビル屋上で、セイヨウミツバチの養蜂を行っています。
社内の「ミツバチ委員会」所属の社員が交替で書いています。


原宿 みっころ
コロンバンの広報宣伝隊長。ミツバチのことをもっと多くの人に知ってもらうために活動中。

【生まれたところ】東京都 渋谷区 原宿
【お誕生日】 3月8日(みつばちだけに)
【性別】 おんなのこ
【性格】優しい働きもの。子だくさんの家に生まれたので、子どもの面倒見がいい。 時には家族を守る為に戦うこともある。
【夢】日本をお花でいっぱいにすること。
【特技】・8の字ダンス ・お花の名前に、いちいち詳しい。

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