手取り足取り

内検をしていると、
２枚の巣板の間で踏ん張るミツバチの姿を見かけました。



この行動は、ミツバチが巣を作る際、もしくは巣を修正する際に見られます。
他のミツバチが、この手足を伸ばして踏ん張っているミツバチの上を移動し、
目的地まで最短距離で移動するために起こす行動とも考えられています。

しかしこのユニークな格好には、思わず失笑してしまいました。
ミツバチさん、申し訳ないです。。

私の目線ではございますが、
ミツバチは、自分の群に役立つことを各々全うしているように窺えます。
まずは自分のすべきことから着々と。
脚下照顧ですね。

ミツバチから学ぶことは、多いです。


(篠原)

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成長

この写真、
ミツバチが大人になるまでの成長過程が分りやすいですね。





赤で囲った①は卵、②,③は幼虫が入った巣房です。
①から順に、日齢が経過し成長していく姿が見受けられます。
着実に成長し大きくなっていますね。
③の状態から更に成長が進むと、巣房に繭蓋(まゆぶた)がかけられ、④の状態になります。
④の中で、蛹(さなぎ)になり、大人のミツバチへと変身する準備を整えます。
卵の期間は3日間、幼虫の期間は6日、蛹の期間は12日間です。
この期間を経て、立派な働き蜂になるのです。


ここ数日、
朝晩がグッと冷え込み、ミツバチへ何かしらの影響も出てきそうです。
寒くなる分、よりあたたかい愛情をもって見守りたいと思います！



(篠原)

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色色な花粉

気が付けば10月も後半。
月日はあっという間に過ぎ去っていきますね。
ここにある今をしっかりと味わいながら、生活していきたいものです。


秋口になり、咲く花もだんだん少なくなってきておりますが、
ミツバチたちは毎日、花の蜜や花粉を一生懸命集めております。

巣箱の中を観察すると、
ミツバチが集めた花粉が、きれいな色彩を作り上げていました。



赤で囲った部分には、橙色や黄色の巣房が多く見られます。
これは、ミツバチが花粉を貯めた巣房です。

原宿はちみつは、ミツバチが色々な種類の花から蜜を集めた百花蜜です。
同じように花粉も、色々な種類の花から集められます。
花の種類によって花粉の色も異なりますので、
写真のような晴れやかな配色が現れるのです。


養蜂の作業中、思わず頬が緩んでしまう瞬間です


(篠原)

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合同

台風が発生しては去り、また発生しと、
例年とは少し様相が異なっておりますね。

さて、コロンバン養蜂場では、冬を越す準備を行っております。

写真は、過去の記事にもあります「合同」という作業風景です。
簡単に言いますと、小さなチームと別の小さなチームを合併し、大きな強いチームを作る作業です。

写真では、少し分かりづらいかもしれませんが、
これは2段に分かれた巣箱です。
1段目と2段目は別のチームです。
この2チームを合併して大きな強いチームを作ろうという作業です。
その際に活躍するのが、少し切込みを入れた新聞紙です。

急に知らないチームの蜂が、自分のチームにたくさん入ってきたらびっくりしてしまい、
相手を敵とみなして2チームの間で暴動が起こってしまいます。
これでは、本末転倒です。
少し穴の開いた新聞紙を間にはさむことによって、
2チームのミツバチが少しずつ顔合わせをしていくことになります。
少しずつ、うまい具合に交わっていくのです。

養蜂では、身近にあるものも、便利な道具として活躍してくれます！
あらゆるものに感謝ですね。


(篠原)

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秋の到来

厳しい夏の暑さも徐々におさまり、穏やかな秋の涼を感じられるようになってきました。

初めまして。ブログ初登場となる篠原です。
これから、よろしくお願い致します。

コロンバン養蜂場では、今期の採蜜が無事に終了し、
現在は、冬を越す為の準備を行っております。

暑い夏の最中にも、ミツバチたちは懸命に花の蜜を集めてくれました。
涼しくなったこの秋の間にゆっくり休んで、これからは冬を越すための準備を
しっかりやっていってほしいと願っております。
私も、愛情をもって、注意深くその姿を見守っていこうと思います。




仲睦まじげなミツバチトリオでした。


本日もブログをご覧下さり、有難うございました。
随時、更新して参りますので、是非、また、覗きに来てくださいね。


(篠原)

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